一般住宅では、コンテナを使用する屋上緑化が安心です。

屋上の積載荷重値(一般住居の場合:180kg/㎡以内)に収まり、雨漏りの危険性も防止できます。



個人宅の屋上緑化の方法としては、大型のコンテナを用いる方法が安心できるかと思います。

この方法でも十分に屋上緑化を楽しめます。

土壌の量も植物の成長には十分な量が確保でき、また、樹木が大きくなりすぎないことも屋上緑化に向いています。

<東京都大岡山の個人邸屋上事例>

イペ材のウッドデッキ工事とプランター埋め込みによる植栽を行いました。

約20㎡のL字形屋上の一角です。

植栽樹木「シマトネリコ」

別のコーナーには、収納可能なベンチ機能を持たせました。

植栽樹木「常緑ヤマボウシ」

ご依頼主の要望で、屋上出入り口前のスペースには、伸縮可能な日よけシェードを設置しました。

後日お伺いした時には、テーブルとチェアが設置され、屋上空間を楽しまれていました。


 

<施工前と施工後の比較写真>

 

<使用プランターと植栽の説明>

1)

イタリア・マルキオーロ社の樹脂製プランター。幅100cm X 奥行100cm X 高さ47cm。底面に16リットルの水がためられるので、1回の給水で約2週間水分を補給できます。底面からは酸素も土中に供給され、植物の根が健全に育ちます。水分量が目で確認できるインジケーターがついていて、水やりの管理を安心して行えます。

2)

屋上の強風でも樹木が倒れないように、底面にステンレスパイプを三角形に組み、そこに樹木の根を固定します。一番底には、水はけを良くするパーライトというとても軽い土を敷きます。


3)

中層には、バーミュライという真珠岩を細かく砕いた、とても軽く保水性に優れた土を敷き詰めます。

4)上層には、屋上緑化用の軽量土を敷き、表面にウッドチップを敷き詰めます。

ウッドチップは、見た目の奇麗さだけではなく屋上の風による土の飛散と水分の蒸発を抑えるための役割を果たします。



<東京都大崎の個人邸の事例>

写真は、「モダンリビング」誌で紹介された個人邸(設計:若松均設計建築事務所「大崎の家」)の屋上緑化です。 オーナー様から「天気のいい日にくつろげる屋上にしたい」「管理に手間がかからない緑化をしたい」というご依頼を受け、ウッドデッキ部に大型プランターを埋め込む形での屋上緑化を提案させていただきました。

写真の樹はまだ小さいですが、これからの成長を楽しんでいただけると思います。

底面潅水システムにより、水やりの管理がとても楽です。